『妊娠しちゃったかも?!』そんな時・・彼と決めておくべき7つのこと
女性ならば、『妊娠しちゃったかも?』って経験をされたことのある方は少なくないのではないでしょうか?
私も、かつて、『子供出来たかも?』なんて言われて『ギョッ!』とした経験はあります(笑)
(もちろん、一瞬はビビりましたが、心当たりがありませんでしたので、よく悩んで心配していませんでしたが・・・。)
この場合、『かも?』で済めば、問題が噴出することはありませんが、恋人同士の間柄で、『子供出来ました』となれば、大変なことになります。
早急に、彼氏とじっくり話し合って、将来のことを決めてしまう必要があります。
そんな、『できちゃった』場合、彼氏と話し合うべき事柄について、様々なケースを想定し、この記事にまとめてみました。
ぜひ、『できちゃった』でお悩みの女性は参考にしていただけると幸いです。
INDEX
『妊娠しちゃったかも?!』そんな時・・彼と決めておくべきこと
1)妊娠しているか否かをはっきりさせる
『妊娠しちゃったかも?』という不確定な状態では、彼氏とカチッとした話し合いはできません。
妊娠するということは新しい命の誕生ですので、非常におめでたいことですが、彼氏の反応によっては、幸せな未来にもなり、他方で悲しい決断を迫られる事態でもあります。
だからこそ、事前準備もかねて、『本当に妊娠しているのかどうか?』を早急に確定させましょう。
当たり前のことですが、彼氏との話し合いの事前準備として必須の行動です。
不安がらずに、まずは近隣の産婦人科へ!
2)産む?産まない?を決める
勇気を振り絞って、産婦人科に検査に行った後、『やっぱり妊娠している!』と発覚した場合、彼氏と様々なことを決めていく必要があります。
ただ、その前に!
あなたの考えをしっかり決めておきましょう。
つまり、女性側の『産む?産まない?』の意志を明確に決めておくことが重要です。
産む選択をするか?産まない選択をするか?は今後彼氏との話し合いの中で、重要な意味を持ってきます。
産むという覚悟、産まないという覚悟、いずれかが決まれば、彼氏との話し合いに臨みましょう。
彼氏とじっくりと話し合って、『産むか?』『産まないか?』の決断をする必要があります。
3)結婚する?しない?を決める
彼氏との話し合いの結果、産むことが決まったならば、大抵結婚の話もまとまるはずです。
これに対して、産まないという選択をした場合は、スムーズに結婚の話には進まないことでしょう。
ただ、これほど重たい話をするのですから、いずれにしろ、彼氏と将来結婚するか否かの決断についても話し合っておくべきでしょう。
結婚の有無についても彼氏と決めておきましょう。
大抵、『できちゃった』⇒『産む』⇒『結婚』又は、『できちゃった』⇒『産まない』⇒『結婚しない(破局)』の公式が当てはまろうかと思いますが、『産まない』選択をしても、将来結婚を誓うカップルは存在します。(例えば、経済的な理由で今はどうしても産めないとか。)
4)結婚式をするかしないか?を決める
『産む』ことを彼氏と決め、『結婚する』ことを彼氏と決めたならば、次は、『結婚式をするかどうか?』について彼氏と決めなければなりません。
結婚式を挙げる場合、多額の費用とそれなりの準備期間が必要です。
大抵、半年~10か月くらいを目途に日取りをして、結婚式の準備をすることになりますが、『できちゃった(授かり)婚』の場合は、花嫁のお腹が大きくならない内に結婚式を挙げる人が多いので、準備期間がそれほどありません。
私も結婚式の準備をした経験があり、プランナーさんに話を聞いたのですが、『できちゃった(授かり)婚』の場合、目安は3か月程で準備⇒結婚式となるそうです。
それなりの結婚式をするならば、3か月という期間は、『全く時間がない!!』というくらい準備期間がありません。
私は準備に7か月ほど時間をとりましたが、それでも、週末土日には、結婚式場のプランナーとの打ち合わせや、招待状選びや作成、結婚式のBGM選びとやることは尽きませんでした。
7か月準備期間をとってもこうなのですから、3か月というスパンは、仕事をしながらだと大変です。
だからこそ、『産む』⇒『結婚』⇒『結婚式をする』という決めごとを彼氏とした場合、さくっと式場見学に行き、当日式場を決め、即準備に取り掛かる必要があります。
ただ、最近は、ウエディングドレスのタイプも、マタニティドレスという妊婦さん用のドレスもあるそうなので、そちらを選べば準備期間もたっぷりとれるでしょう。
彼氏と結婚が決まったならば、その後の行動は男性任せにしてはいけません。
女性側がガンガン行動して外堀を埋めていき、主導権を完全に握りましょう。
その第一歩が、まず婚姻届けを提出することです。
結婚は男性にとって幸せなことですが、同時に恐怖でもあります。
日本では、まだまだ、家族は男性が養うべきであるとの考え方が根強く、結婚とは、すなわち家族の人生を背負うことと重責を感じる男性は非常に多いです。
であるからこそ、『このまま結婚していいの?』と悩む人も多い。
しかし、後戻りできなくしてやれば、そんな悩みの意味もなくなります。
婚姻届けは、さくっと提出でき、後戻り出来なくすることができる最強のツールですので、女性がとってきて、彼氏に書かせ、さっさと提出しに行きましょう。
下手に彼氏に悩む時間を与えると、結婚が白紙になる可能性も否定できませんからね。
5)『認知』について決める
これまでは、『産む』⇒『結婚』と比較的幸せなループの中での、彼氏との決めごとを書いてきましたが、ここからは、悲しい決断となった場合の彼氏との決めごとについて書いていきたいと思います。
『産む』⇒『しかし、結婚しない』となった場合、女性側は苛烈な決断を迫られることになります。
結婚することになれば、過度の心配は必要ないでしょうが、そうでない『産む』⇒『しかし、結婚しない』場合は、過度に心配する必要があります。
この場合、女性が泣き寝入りしないためには、高い法律知識が必要になり、さらに、経済力も必要になってきます。
女性一人で、子供一人を育てるのは尋常なことではなく、経済的・精神的・体力的にいくつものハードルが立ちはだかります。
その第一歩のハードルとして、彼氏と話し合い、『認知』について決めておく必要があります。
認知とは、簡単に言うと、『産まれてくる子供が法律上、彼氏の子供であると、彼氏が認めること』をいいます。
結婚すると、この認知は自動的になされるのですが、結婚してない男女の間で生まれた子供は、彼氏の子供と自動的には認められません。
だからこそ、法律上、産まれてくる子供を彼氏の子供であると、彼氏に認めてもらう必要があるのです。
『産む』⇒『しかし、結婚しない』という決断を彼氏と決めた場合、必ず認知だけはしてもらいましょう。
少し専門的な話になりますが、認知についてもう少し掘り下げてみたいと思います。
なぜ、産むのに結婚しないという選択をしたとき、彼氏に認知をしてもらうという決めごとをしましょうと提案するかというと・・・認知には重大な法的効果があるからです。
生まれてくる子供の将来に関わるほど、重大な効果があります。
認知には、代表的な法律上の効果があります。
一つは、子供の相続権の発生、もう一つは、子供の養育費請求権の発生です。
この2つの効果は、子供にとって、父である彼氏に対する財産的請求を可能にする上で極めて重大な権利です。
子供の将来を考えても、この権利は大切ですので、認知については甘く考えずに対応しましょう。
ちなみに、養育費は子供の権利ですが、実際は、母たる女性が子を代理して行使していきます。
6)養育費について決める
『認知』のことで彼氏と話し合い、実際に認知の届け出が完了してからの話です。
認知の届け出を彼氏がする前に、養育費関係の話をすると、彼氏が認知を拒否する可能性がありますので、いわゆるお金の話は、様々な届け出や意思表示の手続きが完了した後でテーブルに乗せるのが話し合いを有利に進めるコツです。
晴れて、彼氏が認知の届け出を提出した後、養育費のことについてはしっかりと話し合っておきましょう。
養育費の相場は、彼氏の収入にもよりますが、2万~5万円程度の範囲で収まることが多いです。
詳しくは、裁判所のHPの養育費算定表が参考になります。
また、便利なツールとして『養育費算定表に基づいた計算機』
『彼氏が認知してくれない場合はどうするの?』と疑問に思った人は多いのではないでしょうか?
この場合は、心配なく、強制認知の手続きがあります。
詳しくは当ブログ『男が降参!妊娠した時、女性が知っておくべき法律知識13ヶ条』をご覧ください。
7)費用負担について決める
『産む』⇒『結婚』⇒『結婚式』のパターン
この場合は、大抵は結婚式の費用負担について、話し合っておく必要があるかと思います。
ただ、このケースの費用負担の割合は、既に世間一般で確立されており、下記のような書籍や、専門サイトを参考にされるとよいと思います。
ちなみに、私の場合は、両家の意向もあり、人数割りを採用しました。
『産まない』パターン
『産まない』という決断を彼氏と決めた場合、費用負担はモメる原因の一つになります。
特に、問題になるののが、『中絶費用』です。
養育費等のお金の問題は、認知さへさせてしまえば後日なんとでもなるのですが、中絶費用は、事前準備をしていなければ女性の全面的な泣き寝入りとなるケースが多い現状があります。
というのも、彼氏の合意を得たからと言って、自分の費用で中絶をしてくる女性がいるのですが、この場合、その中絶費用は全面的に女性負担になるのが一般的で、後日、彼氏に請求することはできません。
『中絶は2人の問題だから、費用負担も2人の責任になる』と考えている人は多いですが、法律的には、彼氏に負担義務ありと解釈される余地はなく、何も準備をしていなければ、女性が全額負担するのが当然の帰結になります。
彼氏が中絶費用を負担しているようなケースは、あくまで男のプライドだとか、道徳的な動機を理由とする場合であって、法律的に支払い義務があるからではありません。
だからこそ、中絶費用を彼氏に一部でも、負担させたい場合は、事前に彼氏からお金をもらうか、実際に病院の窓口で男性に支払いをさせる必要があります。
また、後日彼氏に請求するのであるならば、費用負担を正当化させる、念書のような書面を彼氏に一筆書いてもらう必要があります。
上記のような準備をしていない場合は、泣き寝入りをすることになりますので、どうしても費用を負担してほしい女性は、彼氏と話し合い、金銭の負担を納得させましょう。
- 1)妊娠しているか否かをはっきりさせる
- 2)産む?産まない?を決める
- 3)結婚する?しない?を決める
- 4)結婚式をするかしないか?を決める
- 5)『認知』について決める
- 6)養育費について決める
- 7)費用負担について決める
最後に男の本音
いかがでしたか?
少し長くなりましたが、『子供ができてしまった』時にまず頭に浮かべるべき、彼氏との話し合いの項目についてはある程度、網羅していると思います。
ここで挙げた事項は最低限の話し合いをなすべき項目ですから、女性のおかれた環境や彼氏の状況によっては、他にも話し合うべき事柄はあると思います。
恋人の段階で、子供ができると、本当に経済面・精神面・体力面で女性には負担がかかりますので、やっぱり一番は『順番を守る』ことは改めて大切だと感じます。
以上、是非一人で悩まないで、話し合いや相談をしてみましょう。