賢い奥様は実践中!?男を育てる小遣い術

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男を育てる小遣い術 

 サラリーマンの嘆きのほとんどは、毎日仕事に行かなければならないことに加えて、懐事情も含まれていると思います。
 
 毎日毎日、会社に出社して上司に怒られながら頑張って働いて、給料をもらっても、その全ては家計に入れ、その中から小遣いをもらう。
 
 毎日の昼飯にも気を使い・・・。
 
 もう、世の中のサラリーマンは家族のために、修行僧のような生活をしている男達の姿が見て取れます。
 
 このような世の中のお父様方の姿を見ていると、若者は、『結婚』とはなんぞや?って真剣に考えることでしょう。
 
 この記事では、そんなお小遣い制に言及し、世の中の男達を奮起させるため、世の奥様方に、男を育てる小遣い術を男の本音で紹介していきたいと思います。

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男が『結婚したくない!』って思う一番の理由

男のお財布事情

 
 先日、朝の時間に、ふと気が向いたのでYahooニュースを閲覧していました。 
 
 経済ニュースを欄を見ていると、恒例のサラリーマンの昼食事情なる記事があり、内容を見ていると悲しいサラリーマンの懐事情が明らかになった模様。
 
 該当のニュースの一部を抜粋してみましたので、まずは一読あれ。

サラリーマンの昼食事情の統計

新生銀行の「サラリーマンのお小遣い調査」によると、1992年に746円だった昼食代はその後ジワジワ減り、2005年に500円台に突入。

2010年にはこの30年で最低の507円まで下がった。その後は上向き、2017年は590円に。それでもピークからは2割減った。

昼食時間はどうか。1983年に33分だったが、1993年には27. 6分に減り、2012年には19.6分と20分を割り込んだ。1993年と2012年を比較すると、10分以下の割合が8.2%から22.1%と大幅に増加。2012年は、昼食を「食べない」人が1.4%いた。直近の2017年は22分で、若干伸びている。

これらのデータからは、サラリーマンのランチが平成の30年で、より安価に手短に、という傾向が進んだことがわかる。
Yahooニュースより引用

 新生銀行の調査によると、最近のサラリーマンは、昼食にはお金も時間もかけないとの実態が浮き彫りになりました。
 
 個人的には、昼食に500円以上かけるサラリーマンは、リッチな昼食を食べている印象ですね。 
 
 ワンコインを超えてくると、月々1万円以上の出品になるので、意外と甘く見ることができない出費になります。
 
 最近では弁当男子なる男性も多くなってきていますし、弁当派が上記から除外されている可能性を考えると、サラリーマンの昼食はさらに激安である可能性は否定できませんね。
 
 サラリーマンも家族ができれば、いそいそと節約に励まなければならない現実があります。

『お小遣い制』は既婚男の嘆きそのもの

 サラリーマンの昼食の出費額がピーク時に比べて低下している事情の背景には、間違いなく『お小遣い制』が存在すると思われます。
 
 実際、ここ数年のサラリーマンのお小遣い額は右肩下がり。
 
 月お小遣い1万円なんて人もザラにいます。
 
 私の周囲にも既婚男性の内、お小遣い制を家計で採用しているご家庭の男性が、『あぁ俺、出世したけれど、手取り変わらんッ!』って飲みながら嘆いていたのを見て、皆で爆笑したのを覚えています。
 
 これとは対照的に、やはり独身男性の場合は、自由度が違いますし、お小遣い制でない分、リッチな生活を送っています。
 
 正直、結婚後にお小遣い制を採用した場合、働いても働いても、働いても!お小遣い制である限り、手取りが増えないと思ってしまうと・・・結婚したくなくなる男性は多いのではないかと思います。
 
 お小遣い制で、手取りが増えないとの嘆きは、今の晩婚化を促進している、一つの事情そのものであると言い得るでしょう(笑)

お小遣い制VS家計費折半制!どちらが男が成長する?

『お小遣い制』は男のやる気を極限までそぎ落とす

 未だに、結婚後、お小遣い制を採用している家庭は多い傾向にあります。
 
 特に、家計管理を奥様が握っておられるご家庭は、この傾向が顕著ですし、特に、お子様がいらしゃるご家庭は、さらに堅実で、ほとんどのご家庭がお小遣い制を採用していることでしょう。
 
 ただ、男性は、ある程度お金を使って人生を彩る生き物ですから、大学生の小遣い程度の2-3万円では、タバコ・酒・趣味で一瞬でなくなってしまいます。

 さらに、仕事で出世しても、働いて残業代を稼いできても、それでも、お小遣いが値上がりせず、何年も据え置きであるならば、これはもう拷問です。
 
 馬車馬のごとく働いても、ご褒美がない状況が続けば、男は働くモチベーションを低下させてしまい、そのやる気は地に落ちてしまいます。
  
 これでは、社会人としていい仕事はできません。

理想は、家計費折半制!

 男の本音として、男の我儘を通すならば、家計の理想は、家計の必要経費の折半制であると思います。
 
 夫婦で共働きの場合であれば、互いの給料の一部から、その収入額の割合によって按分、また、専業主婦家庭であれば、旦那様の収入から必要経費を差し引き折半。

 家計の必要経費を折半すると、互いに、収入に応じてお金を自由に使えるため、男にとっては自由なお金が増えますし、理想の家計管理方法です。

しかし!現実は『お小遣い制』が理想の家計術だったりする(笑)

 上記で、男にとっての理想の家計管理の方法を書きましたが、そうはいっても現実は厳しく、特にお子様のいる家庭では、夫婦の将来に備えて、またお子様の将来に備えて、貯蓄をしていかなければならない事も含めて、お小遣い制という家計管理術は最適だったりします。
 
 女性と違って、男性は、お金があればあるだけ使うという男性も多い傾向にありますから、将来的なことを考えると、女性がしっかり家計管理を行い、将来の積立貯蓄をしていく方が、夫婦が上手くいくケースが多いというのも疑いようのない現実です。

子供ために頑張るというやる気

 できることならば、男は頑張った分だけ給料が上がり、それを自由に使いたいというのが男の本音です。
 
 しかし、そういう、お金を自由に使える自由からくるモチベーションではなく、お小遣い制で自由がなくとも、『子供のため』というモチベーションで仕事を頑張れる男性が多いのも実際のところです。
 
 もともと子供嫌いの男性でも自分の子供は可愛いという男性は多く、小遣い制の地獄の中、ささやかなモチベーションになるようです。

お小遣い制+α!必要経費申請制がベスト!

 男の理想の家計術は、家庭の必要経費を折半する方法だと思われます。
 
 とするあならば、完全なお小遣い制である場合、男性はその地獄で、やる気を失ってしまう可能性があり、ひいては仕事のモチベーションまで低下させてしまう恐れがあります。
 
 このような負のスパイラルに陥ってしまえば、仕事で出世したり、副業で収入を得たりといった、将来の収入まで低下させてしまい、結果的に損失を被る可能性も否定できません。 
 
 そこで、男を育てる家計術を提案したいと思います。
 
 それは、『小遣い制+必要経費申請制』です。
 
 普段は、お小遣いで日々の生活を過ごしていくことを原則とし、それ以外の建設的な出費が必要である場合、奥様に対して、『プレゼン』を実施し、必要経費を支給してもらう制度です。
 
 例えば、ある副業に取り組みたい場合、10万円ほどの出費が必要になってきたが、小遣いでは対応できない場合、旦那様は奥様に対して、10万円を投資する意味をプレゼンします。
 
 このような将来家庭にとって良い結果を生みそうな出費に対しては、積極的に奥様が財布を開示する。
 
 さらに、このような『遊び』が無い出費ばかりでは面白くなくストレスが溜まってしまいますので、ボーナスや出世による給料アップの際には、小遣いにもボーナスと増額を実施する。
 
 こんなささやかなことでも、男はやる気を噴出させることができます。
 
 単純で、少額でも、自分が頑張った結果がお金で返ってくると嬉しくなる男性は多いのです。
 
 是非、男のモチベーションを維持する意味でも、ケチすぎるお小遣い制を採用するのではなく、合理的なお小遣い制を採用しましょう。
 
 これによって、将来男性が得る収入がアップすることになること間違いありませんので、意外と安い投資になる可能性が高いでしょう。

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