『結婚』は『節約』になり得るか?お金の面から結婚のメリットを考察する。

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結婚と節約

約2年ほどご無沙汰しており更新が一時的に途絶えておりました。

このブログは数年前に、男のホンネをとげとげしくなくも、包み隠さず物申し、結果皆さんの恋愛事情の一助となればという思いで開設しましたが、いやはやサラリーマンの2足のワラジは意外と多忙で、ほったらかしとなっておりました(笑)

久々に、ブログを更新し、好きなことを書いてみると意外と楽しいものです。

今回の記事は、結婚とお金について、結婚は節約となるか?と前向きなテーマを設定し、書いてみたいと思います。

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婚姻率低下、未婚率上昇。結婚しない人増加中。

少子高齢化が騒がれて久しいですが、最近は、未婚率・離婚率ともに増加傾向にあり、20代・30代の間では、『結婚って意味ある?』って世代が増加しているように思います。

事実、国立社会保障・人口問題研究所の発表を読み解くと、1920年代の婚姻率は10%近い数字ですが、2015年には5.1%に低下しています。

また、生涯未婚率と呼ばれる50歳時点の未婚割合は、1920年の男性2.17%・女性1.80%から、2015年には男性23.37%・女性14.06%まで上昇しています。

私も既に30代中盤に差し掛かる年齢となってしまいましたが、私の親友たちもほぼ未婚という状況です。

皆『結婚は負担』と口をそろえて主張する次第。

もっとも、結婚にはほかの物事と同じようにメリット、デメリットがあり、それをどのように受け止めるかは個々人の価値観にゆだねられます。

この記事では、結婚を『お金』側面から切り取りその『良さ(メリット)』について考え、結婚をためらっている人の後押しとなるような内容の記事を目指したいと思います。

参考資料

国立社会保障・人口問題研究所 人口統計資料集

結婚で節約できるお金たち

節約できるお金

  • 1、光熱費
  • 2、通信費
  • 3、日用品
  • 4、家電・キッチン用品
  • 5、税金の控除

1、光熱費

結婚すると明らかに食費と光熱費の節約につながります。

光熱費の代表格である電気・水道・ガス代ですが、それぞれ各世帯に基本料金なる費用が発生します。

独身時代でお互いに別居している状況では、これが2倍かかります。

結婚し、同居すれば、この部分の節約に繋がり、年間で数万円、出費削減につながります。

2、通信費

これも、光熱費と同じ原理です。

家族でスマホの契約を行えば割引が受けられるサービスありますし、特に、自宅でインターネット・Wi-Fi環境を整えたい人だと、通信環境は1世帯につき整えることとなるため、2世帯⇒1世帯と、その基本料金の削減につながります。

最近では、アマゾンプライムをはじめとする動画配信サービスの利用で、Wi-Fi環境を整える方も多いため、結婚し同居することで大きな節約につながります。

3、自治体の補助

地方自治体によっては、新婚世帯に対して、様々な行政サービスを実施している地方自治体も存在します。

例えば、大阪市では、2020年現在『新婚家賃補助制度』なる補助事業を実施しており、特定の住宅へ入居する新婚世帯に対して『月額2万円』の補助を行っています。

もちろん所得制限等ありますが、利用できれば年間24万円もの節約につながります。

また、結婚し、子供ができれば、子供手当を支給している地方自治体は多いですので、家族が増えればそれだけ金銭的メリットを享受できます。

※もちろん、子供は育てるのにお金がかかるので、節約・金銭的メリットに直結するか?と言われると甚だ疑問が残ります。

4、家電・キッチン用品

家電(冷蔵庫・洗濯機・炊飯器・空気清浄機・PC・TV・AV機器・掃除機等)・キッチン用品等(食器・まな板、包丁などの調理器具等)は、独身であればそれぞれの世帯で保有する必要のあるものです。

結婚し同居すれば、1台・1個を2人でシェアできるため、非常に経済的かつ節約につながります。

最近の家電は平気で20万円を超える家電も存在するため、2台⇒1台となれば、節約であり、他方で、グレードアップすることもできるため、生活が豊かになるという面で金銭的メリットにつながります。

5、税金の控除

結婚したことで節約に直結するのが税制面です。

結婚すると『配偶者控除』が受けられるという情報は、多くの方がご存じの制度で、配偶者の所得が少ない場合、専業主婦と同じような税制上の優遇を受けられます。

これは当然、結婚し、配偶者を持つ既婚者のみに許された金銭的メリットですから、結婚のメリットと言って差し支えないと思われます。

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